この家庭教育の中でも、私が最も大事な教育だと思うのは「自分で生き抜く力」を身につけることです。
私は、二人の息子に恵まれました。実は子供が苦手であまり好きではなかったのです。息子を生むまで、こんなに可愛いく愛しいものだとは知りませんでした。そんな私が、息子達を育てて強く思ったことは、親はいつまでも傍にいられないこと。東日本大震災の孤児の様子をテレビで観て痛感しました。私がいなくなっても「強く生きていく。生き抜いていく力」をつけよう!と。
「自分のことが大好きで、思いやりがあり、素直で、いろんなことにチャレンジできる人になり、18歳で自立するように」息子たちの金銭教育の目標は…
「親や他人のお金に頼る、依存しなくても生きることができること」
今の時代、社会人や結婚をしても、親にお金の不足分を援助してもらう人は意外と多くいます。金融機関で働いていた時によく出会いました。親のお金、ましてや生活保護などの給付金といったものは、どうしても仕方ない時だけと教えること。自分自身でしっかりとお金を稼ぎ、管理するように。経済的自立をすることを目標としました。
「今月のお金がない。貯金もない。どうしよう…。」 とおもうことありませんか?
私は、FPになるまでこのような気持ちになることが度々ありました。自分がお金の管理ができないことに反省することさえできませんでした。それは「お金の知識」がないから。「どうしてお金の知識がないのだろう?そうだ!習ってないから!」と自分で納得してしまいました。(>_<)
「どうして日本は学業・スポーツ・道徳などの教育は盛んなのに、金銭教育はどうしてないのかな?」
小さい時のお小遣い帳とは別の教育です。お金の稼ぎ方・使い方・楽しさ・怖さ、借金・収支の黒字赤字などなど。教えてもらわないから、勉強していないから、あやふやのままなんとなく過ぎてきていませんか?お金を管理するという考えがわからないままで。そしていざ大きな金が必要って時に悩む。 どうにかなれば良いけど、どうにもならない時はどうしますか?今は簡単に借金が出来てしまう時代です。銀行のATMと同じようにサラ金(言い方
我が家の金銭教育とは (具体的編)<幼稚園から小学生時代>
*数遊びをして数字の概念を教えるとき。幼児の頃、積み木などで数の概念を100まで教えて、おもちゃのお金 ⇒ 本物のお金 で価値を教えました。幼稚園の頃は、お年玉は小銭いっぱいで喜んでいましたが、小学生になると紙幣のお金じゃないと凹んでましたね。*週一の買い物で、ポケモンパン(シールが流行ってたんです)を買ってあげるとき。子供を連れて買い物をして、商品を安く買うことを見せ、値引き商品を買うことを教えてました。半額シール・50%・5割シール・3割シールなどの意味もしっかりと教えていきました。そうすると、自分が欲しいポケモンパンを選ぶとき、息子達はパンの味よりしっかりと割引シールを見極めて購入してました。同じ100円でも値引きシールがついてると2つ買える。ポケモンシールが2個ゲットできると喜んでました。そのおかげ?で息子達は割引%の計算は早かったです。そして学校ですごいね!って褒められると算数の勉強も得意になっていきました。
*習い事を終えたとき、ご