「iDeCo」と　「つみたてNISA」のどちらを選ぶか悩んだ人は参考にしてくださいね。

「将来のためのお金お準備したい」と思ったら、国のオトクな制度を利用しましょう。それが「iDeCo」と　「つみたてNISA」です。長期で・資産を分散・コツコツ積立て投資を行う制度。この両方は、税の優遇が受けることができます。将来の目的に合わせて、iDeCoとつみたてNISAを選ぶことをおすすめします。両方を併用することもベストです。

＊老後資金を作りたい人に　→　iDeCo

iDeCoは公的年金の上乗せをする目的でつくられた制度です。自分自身で年金を作りましょう。掛け金をかける時、運用期間中、年金を受け取る時もそれぞれに税の優遇があります。老後資金を目的にするならiDeCoがベストです。注意点は、原則6歳より前に引き出せないことです。

＊現役の時に節税対策をしたい人　→　iDeCo

iDeCoの最大のメリットは、掛け金が全額所得控除になること。職業によって掛け金の限度額は違いますが。課税所得500万円の人が毎月2万3000円積み立てたとき、大まかな試算では所得税と住民税の合算で年間約8万円の節税を期待できます。

＊資産運用に興味ある。長期保有で増やしてみたい人　→　iDeCo　・つみたてNISA

iDeCoは、老後６０歳まで運用ができます。つみたてNISAは最大20年間、譲渡益や配当金など儲けにかかる税金が非課税で運用できます。コツコツと長期間にわたって分散投資をしていくことで、市場のタイミングを気にせず運用できます。

＊資産運用はしたいけど、元本保証されるようなものを希望する人　→　iDeCo

iDeCoは、いろんな金融商品があります。どこの金融機関で口座を開設するかによって取り扱う商品が違ってきます。運用のリスクを取りたくない場合は、定期預金のような元本確保型の商品を選んで積み立てることができます。

＊老後までに、まとまった資金として使いたいかもと思う人　→　つみたてNISA

iDeCoは、原則60歳より前に引き出しをすることはできません。つみたてNISAは、いつでも解約・売却できます。売るタイミングで損失が出る時もありますが。現金化ができますので、もしもの時はあてにできます。

iDeCoとつみたてNISAは、似てるようで全く異なる制度です。何のためにコツコツ投資をするのか？をよく検討して始めてくださいね。貯金と違って、「やっぱり辞める」と言って簡単にやめることが出来ません。しかもペナルティーもありますから。どうしようと思ったら、プロに相談しましょう。大切なあなたの将来とお金を守るために。(≧▽≦)

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美風　詩織

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