先日、知人から「起業したいという人、周りにいるけど何とアドバイスしていいのかわかんなくて…。お金を貯めなさい。と言えば良い?」と相談されました。もちろん、お金を貯めることはとても重要なことです。でも、それ以外にも「お金の知識」は必要です。起業で失敗しないようにするために、必要なお金の知識は、資金確保(調達)・税金・お金の管理方法の3つです。
① 資金確保・調達の資金
初期投資がかなり必要な場合は、資金計画が重要です。起業に必要なお金を自分で用意することができれば良いですが、現実はとても厳しいかと思います。そこで、起業・創業を応援する制度もいろいろとあります。最近は、人に投資をして応援する仕組みもあります。
【自治体の起業支援制度】
各自治体が、起業家を支援する制度が準備している場合があります。低金利で融資が受けられる、税制面で優遇がある、新規事業に補助金や助成金を交付するなど、自治体によって支援内容はさまざまですので、開業を検討している地域で支援内容を確認してみましょう。返済の必要がない資金もあります。補助金や助成金は確実に確保できるとは限りませんが、申請できるものがあれば上手に活用してください。
【制度融資】
自治体のあっせんを受けて、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合から融資を受ける方法です。多額の資金が必要な場合は、民間金融機関に申し込むケースが多いです。信頼性が融資を受ける基準になるため、新規事業の場合は「信用保証協会」に信頼性補償を受けることになります。
【日本政策金融公庫】
少額の支援で、起業家を応援してくれる金融機関です。「新創業融資制度」を活用すれば、設立直後で事業実績がないビジネスに対しても、無担保・無保証で3,000万円(うち運転資金1,500万円)まで融資が受けられる可能性があります。
【クラウドファンディング】
インターネットを活用し、不特定多数の個人から出資金を集める方法です。共感を得られれば、多額の資金調達ができる可能性もあります。
② 税金
起業すると、税金の支払らいなど自分ですることになります。消費税、所得税、住民税など。税金についての知識があると手元に残る金額が変わることもあるので、少しは知っておくと良いと思います。個人事業主は、利益が大きくなればなるほど税金を支払う税が多くなりますので。
③ お金の管理方法=会計
事業を始めると、いくら売上があって、何にいくら使ったかを明確にすることが基本となります。収入と収支の管理を日々することとなります。実は、家計簿と同じことです。事業のお金の管理方法や、財産状況、業績について自分で把握できるようにしましょう。この管理ができていれば、事業の立て直しも早くできます。また、融資を受ける時もとても役立ちます。お金を管理できるということは、信頼を得ることにもつながります。
起業するとき、漠然としてままでは不安と恐怖を感じます。ある程度の知識・情報を知ることができたら、希望に変わります。その次は、いざ行動です。私も今、夢に向かって走り出したばかりです(≧▽≦)
【起業を考えている女性のためのマネープランコース】
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美風 詩織
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