生命保険 · 16日 8月 2019

「保険の見直ししませんか？」新しい保険への切り替えは危険かも！あなたの保険は「お宝保険」ではないですか？

万が一の時に、生活の助けになる保険。長い間、同じ保険に加入していると「加入保険内容がなんとなくしか覚えてない」ってことになっていませんか？そんな時に保険会社から「新しい保険に変えたほうがトクですよ」と勧められたら、要注意です。加入中の保険契約を利用して、新たに別の保険を契約することを「転換」といいます。現在の契約の積立金を下取りして、新契約の支払いに充てます。そうすることで新契約の保険料を割安にします。言い方が悪いですが、一種のトリック？みたいな感じです。「乗り換え」の手法をとる保険契約もありますが、基本的にやり方は似ています。「転換や乗り換えを勧められたら注意が必要です。「お宝保険」を失ってしまうかもしれないから。損しますよ。私は金融機関現場でこのように損したお客様を何度も見かけました。「新しい保険には、最新の特約があるからよさそうだったから」と。転換・乗り換えの仕組みを理解しないままの契約でした。実にもったいないなぁと心の中で思うことしかできませんでした。甘い、トクな話ししかしない営業の人には気をつけてください。「転換・乗り換え」で最もトクするのは、保険会社とその営業の人ですから。

「お宝保険」とは。昔の保険は1980年代から90年代ごろに契約した保険は、利回りが今とは比べ物にならないほど高い「お宝保険」かもなんです。今の新しい保険に転換すると、利回りがぐんと下がります。利回りの高い昔の保険は、保険会社にとっては損？ともいえます。これを無くすための「最近の保険は保障が手厚いですよ」との甘い言葉には本当に気をつけてくださいね。
現在、保険会社が契約者に転換・乗り換えを勧める時、新旧保険の内容比較などを書面で説明することが義務づけられています。しっかりとその書類をもらい、内容をよく確認してくださいね。わが身を守るのはご自身であることをお忘れなく。

よく見たらお宝保険だった。「どんなふうに保障を見直したらよいの？」と悩んだら、中立公正なファイナンシャルプランナーに相談してくださいね。あなたにとって本当に必要な保障などを提案してくれますから。（保険会社・手数料のための提案はしませんから安心です）(≧▽≦)