私は春、目の病気で人生初の入院・手術を受けました。病気の原因は簡単に言うと老化からくる病気。先生に「年を取ると体のいろんなところが壊れてくる。それはしょうがないからね。上手に付き合って」とアドバイスをいただきました。私はこれからの人生を歩むために手術を受け、完治まで3か月かかりました。手術して、心から思ったこと。「健康な身体が1番大事!」です!何よりも。病気をすると、「心・時間・お金」が凹んでしまいます。
今回、我が身で体験して思ったのは、日本の「高額療養費制度」はとても素晴らしい!と実感しました。FPとして、相談者の方に高額療養費制度のことはよく話していましたが、本当にすごい制度で感謝の気持ちでいっぱいです。
それに比べて、保険って何?なんのために入ってるの?今まで掛けてた保険料返してって言いたい気持ちが湧いてきてしまいました。「保険は必要最低限しかいらない!」「貯金があれば問題ない」とつくづく感じたとても良い経験となりました。どうして、保険は最低限でよいのか?それは…
「高額療養費制度」とは、 医療費の自己負担額が高額となった時、家計の負担を軽減できるように、一定の金額を超えた部分が戻ってくるという制度。同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、後で払い戻される制度です。被保険者、被扶養者ともに、同一月内の医療費の自己負担限度額は、年齢および所得に応じて上記の計算式により算出されます。事前に「認定証」を入手して窓口に提出すると自己負担額のみの支払いになります。(高額療養費制度が使えない場合もありますので条件はチェックしてくださいね)
私の場合、入院のベットが二人部屋しかなかったので、差額ベッド代金、食事代、入院セットは自腹となりました。この部分を保険金が支給されれば大きな出費にならずにすみます。私が加入している保険は「短期入院(1泊2日)から」保険金がでるタイプ。入院すれば、入院保険金と手術保険金が支給されます。今回は先生に入院して手術することをお願いしました。そのおかげで多少保険金が支給されました。
実は、私の目の手術を先生は「日帰りで手術できるようになったから。一週間は自宅で絶対安静でいれば入院しなくても問題ないから」と。私は驚きました。先生は「今はあまり入院しない流れだよ。大きな病気以外は」って。ひと昔の5日入院しないとダメですよっていう保険とは違い私の保険は今の医療治療にわりと適している保険だと思っていました。ですが、保険の商品より医療の進歩が早い感じがします。確かに、最近の医療保険は、外来手術でも保険金がでるタイプができました。保険は毎年新しい保険が販売されます。ですが、ある程度の年齢がいってしまうと保険を入り直すのは困難になります。保険の掛け金が高くなるし、健康体なのか?で。高い保険料を払って新しい保険に入っても、またすぐに対応できない保険になってしまう可能性もあります。保険金をあてにして保険料をかけるより、その分を医療費のお金として貯金しておいた方が損しないと思いました。貯金さえあれば保険は必要ないってこと。でも、命に係わる大きな病気で長期な入院をすると保険金が支給されると助かるので、最低限の保険は必要だと思います。私が金融機関で勤務している時、貯金をしっかりしてる方は医療保険に加入していないことを思い出しました。相続対策をかねて保険加入される方は見えましたが。
日本の制度には、国民を補助してくれる制度はあります。その部分はしっかり利用して、自己努力のところは備えていきましょう。コツコツと貯蓄をがんばりましょう!(≧▽≦)
でも、貯金が苦手な人、生活費が苦しいなぁと思う人(若い人)は、生活を守るために貯金の代わりに備える保険は必要です。掛け捨ての医療保険などに加入してくださいね!
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美風 詩織
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