「保険の見直し」となると、まずどうしようかな?と思いませんか?
生命保険の見直し相談は 下記の2つで行う人が多いと思います。
(1)契約してる生命保険会社
(2)保険ショップ
では、何が甘い罠かというと順番にお伝えします。
(1)契約してる生命保険会社の見直しで使われるあやしい?手法「転換」。
生命保険に加入してると、加入してる生保会社から、「契約中の保険内容の確認しましょう」「更新時期がきました」「保障が良いのができました」と言われてませんか?
ここ最近の保険なら、見直ししても大きな損失にはならないかと思いますが…。
10年前の終身保険に加入してたら、要注意です!
なぜならその保険の見直し、保険の切り替えとは、「転換」(乗り換え)という手法かも。
「転換」とは、今加入している生命保険を解約してその保険に積み立てていたお金を、同じ会社の新し保険の保険料として使うことです。
転換金額を一時払い保険料として吸収しますので、新しい生命保険は最新の医療保障がついて、しかも保険料が安くとても良い感じにみえます。(車の乗り換えと同じ?)
ちゃんと説明をきいて納得して新しい保険にすれば問題ないですが、実際の営業の人はデメリットを説明しません。
デメリットは、当然今の年齢で保険料が計算されますので、年齢が高くなった分、保険料が高くなります。
保険の運用利率が、今の予定利率で計算されるので、昔の保険の予定利率と比べるとかなり低くなり、保険料が高くなります。
保険会社の予定利率が高い時期の保険は、実は、「お宝保険」というんですよ。
私も金融機関の現場にいた時、何度もお宝保険と出会いました。
終身保険100万の方がお亡くなり、死亡保険金100万+配当還付金100万=200万が遺族の方へ。
保険に加入した時期によって予定利率と運用期間(契約期間)によって違いますが…。
高金利の定期貯金を解約して、低金利の定期貯金にするようなものです。
ちなみに最近の保険には、配当金などはほとんどないですから。
今の医療保障が欲しいのなら、転換しず、昔の保険を「払い済み」にしておい置くことをおすすめします。
保険会社はとても嫌がりますけど。
お客様が得することは、保険会社からみると損することですから…。
(2)保険ショップの保険見直しが「無料」でするからくり?本当の意図は。
保険ショップは、いろんな保険商品を取り扱ってるので、お客様に合わせて公平に商品を選んで提案してるようにみえますが…。
実はほとんどの提案は、お客様に合わしてないです。
保険ショップの収入源は、生命保険会社から入る手数料です。
高い手数料の保険商品を売ることが、保険ショップのノルマになってますから。
だから、無料相談が行える訳です。
昔から言いますよね?タダほど危ないものはないと…。
ですが、きちんと商品知識がある方には、お客様のご希望通りの保険商品を販売してるそうです。
会社のノルマに屈しずに、本当にお客様のためにと提案する営業の方もみえます。
そんな方に出会えたら、本当にラッキーですよ!
保険の営業の方に「この保険は得しますよ」と言われたら、要注意です。
今の時代、保険は元本割れは当たり前。
保険で払い込んだ保険料以上に戻ってくる満期保険金や終身保険解約返戻金は期待してはだめです!
小さい字でいろいろとペナルティなどが書いてあるのが現実です…。
ざっくりのお伝えなので??の点もあったかもしれませんが、参考にしてくださいね。(≧▽≦)
私はFPになってショックの1つだったのが、「転換させられたんだ!」と分かった時です。
もちろん、すぐにその保険は払い済みにしましたよ。
保障は、別の生命保険で加入し直しましたけど。(>_<)
ブログ読んでいただいて、ありがとうございました。
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美風 詩織
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