今回は、前回(1)の続きとなります。
- 医療保険
- がん保険
- 先進医療を保障する特約
- 生存保険金・ボーナスつきの保険
- 職業不能保険・所得補償保険
3「先進医療を保障する特約」
最近よく聞く特約の1つ。
「先進医療」とは、最先端の科学技術を医療に応用し、国が承認した治療技術のことです。
高い治療効果が期待できるけど、健康保険は適用されず、全額自己負担となります。
この先進医療の保障は、保険の特約として付加することしかできません。
先進医療治療で有名なのは、がんの治療法です。
がんの病巣にピンポイントで攻撃できる治療法の粒子線治療は、約300万します。全て自己負担です。
経済的な理由で治療の選択ができないことがないようにするのも大事かなと思います。
特約保険料は、月々200円前後。いろんな特約保険がある中で、非常に安いです。
特約として付加しやすいですが、裏を返せば、実はあまりこの先進医療治療を利用してる人が少ないということなんです。
もし、今、保険の見直しで「医療保障に先進医療特約がないから新しい保険に切り替えた方が良いですよ」とすすめられてるのでしたら、この点も踏まえて検討してみてくださいね!
4「生存保険金・ボーナスつきの保険」
「生存保険金・ボーナスがもらえるますよ」と言われると、なんか得した保険なのかなって思いませんか?
実は保険商品の仕組みからみると、得ではありません。
以前、生命保険の保険料の仕組みで書きましたが、本来の保険の考え方は、掛け捨てで保障を買うのが基本です。
ですが、「掛け捨て保険はイヤ」と考えている人に合わせて保険会社が作った保険商品です。
本来の生命保険の保険料=純保険料+付加保険料 ですが
ボーナスなどになる原資が必要になるので、
生存保険金・ボーナスつきの保険=本来の生命保険の保険料(純保険料+付加保険料)+ ボーナスなどになる原資 です。
「保険に積立預金の機能を付けたもの」です。
保険と貯蓄は本来ならば別物です。
でも、その点をきちんと理解したうえとで「貯蓄」の代わりにと割り切り加入するのも1つの手段かと思います。
自分で貯金できない人なら、保険料が強制的に引き落とされることのよって少しでも貯蓄できる利点はあるかと思います。
ただし、貯金と違って途中解約するとかなりの損になりますので、注意が必要です。
今のご時世、得する保険はありませんのでご注意くださいね!
参考にしてくださいね。(≧▽≦) この続きは次回に…。
ブログ読んでいただいて、ありがとうございました。
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美風 詩織
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