「将来のためのお金お準備したい」と思ったら、国のオトクな制度を利用しましょう。それが「iDeCo」と 「つみたてNISA」です。長期で・資産を分散・コツコツ積立て投資を行う制度。この両方は、税の優遇が受けることができます。将来の目的に合わせて、iDeCoとつみたてNISAを選ぶことをおすすめします。両方を併用することもベストです。
*老後資金を作りたい人に → iDeCo
iDeCoは公的年金の上乗せをする目的でつくられた制度です。自分自身で年金を作りましょう。掛け金をかける時、運用期間中、年金を受け取る時もそれぞれに税の優遇があります。老後資金を目的にするならiDeCoがベストです。注意点は、原則6歳より前に引き出せないことです。
*現役の時に節税対策をしたい人 → iDeCo
iDeCoの最大のメリットは、掛け金が全額所得控除になること。職業によって掛け金の限度額は違いますが。課税所得500万円の人が毎月2万3000円積み立てたとき、大まかな試算では所得税と住民税の合算で年間約8万円の節税を期待できます。
つみたてNISA(少額投資非課税制度)の最大のメリットは、運用で得た利益や分配金が課税されないこと、通常なら約20%の税金がかかるところ、利益を丸ごと受け取れる。非課税投資枠は年間40万円、期間は最長20年間となります。個別相談でよく聞かれる、「つみたてNISAは、どんな商品を選んで、どんなふうに運用をしたらいいの」の質問。今日はこのアドバイスをします。
*商品の選び方
つみたてNISAの口座開設が完了してから、商品の購入となります。初心者の商品選びの条件は、
① 世界中に投資できる『バランス型』のものを選ぶこと。
日本株だけに投資する商品だと、日本の景気が悪くなった時、その商品も一緒に運用成績が悪化してしまいます。特定の国、特定の資産の商品に偏っているリスクが高くなってしまいます。
以前、金融機関の窓口などで、お客の投資信託の販売・相談を受けていました。その時、よく耳にしたり、出会った損してしまう人の行動をお伝えします。事前に正しい知識を知っていれば、将来の資産形成においてとても有利になるのになぁと思っていました。
①リスク軽減のためにはとにかく資産を分散すればいいと思っている人
投資対象は複数に分かれているほうがリスクを分散できると一般的に言われています。しかし分散すればいいわけではありません。値動きが同じ傾向のものに分散するのはダメです。リターンだけでなく損失額も同じように増える可能が高まります。「値動きの異なる2つ以上の資産を組み合わせて」はじめて、真の分散効果を得ることができるのです。さらに、「時間分散」も。真の分散効果を得られる方法のひとつです。毎月一定額の積み立て投資で、買えるだけの数量(口数)の投資信託を買う場合、相場の下落
投資に関する相談で多いのが「金融機関のオススメのままに商品を買ったら失敗してしまった……」というものです。どんな投資をしたらよいのか?どんな投資信託を選ぶかという相談が多いです。現在約6000本の投資信託があります。購入を間違えると、資産をつくるどころか、損してしまいますから。今回は、よくある投資信託の罠をお伝えします。
*「人気ランキングの上位」にある投資信託を買うこと
貯金が多い人は、預金先の銀行から投資信託購入の勧誘が必ずあります。最近は「NISAで始めませんか?」が金融機関の決まり文句みたいになっています。先日の相談者の方は「人気ランキングの上位に入っているから。銀行の窓口の人ならプロだから安心だと思いました。そして「毎月分配型で通貨選択型の投資信託などに合計150万円を購入しました。でも、全くお金は増えず、大きく元本割れをして損しています。どうしたら良いですか?」と。
私は,今まで銀行・郵便局で投資信託の販売をしてきま
皆さん、雑誌や新聞などで「NISA=ニーサ」という文字を見たことはないですか?金融機関でも「NISAを始めませんか」と声をかけられたことありませんか?NISAは国が設定した少額投資非課税制度です。一般NISAとつみたてNISAの2種類があります。一般NISAとつみたてNISAは同じ年に同時に使うことはできません。どちらか1つを選んで投資します。2つの違いは非課税期間と年間の非課税枠、投資対象などです。NISAはいろいろと制約があります。今回は、大まかにその仕組みをお伝えします。(金融庁参照)
「一般NISA」は、年間120万円までの投資枠の中なら、株式投資に対する収益(配当や売却益)に対して税金がかかりません
現在、多くの人が年金の先行きに不安を抱えています。そこへ金融庁の金融審議会が「95歳まで生きるならば…。」の報告書を発表しました。政府は大騒動になったため取り下げました。「やっぱりか」と思った人も多かったです。
① 老後資金2000万円問題」とは?
皆さん、お金についての悩みはいろいろありませんか。貯金ができない、赤字家計を改善したい、住宅ローン、教育費、相続、保険、資産運用など‥。世の中、お金に係わる事柄はたくさんありますね。そんな時に相談できる人があなたにはいますか?中立な立場で相談にのってくれる人ですか?お金の相談は、年収や資産状況など誰にも言いたくないデリケートな部分です。ですから、友人や知人にはなかなか相談しづらいと思います。第三者に相談したいと思っても、どこに行って、誰に相談したらいいのかわからなくて困ってしまうところです。私が金融機関で働いている時にお客様に言われたのは「金融機関でお金の相談することが怖かったです」と。確かに、資産運用がしたいと思って、金融機関の窓口に行けば、その銀行が扱っている投資信託や外貨預金を勧められますから。住宅ローン相談会などに行けば、ここでも提携している金融機関の住宅ローンを勧められたりとしますから。下心?なしで、あなたの困っていることを見極めて、その解決方法を公正に提案してくれる人がいることが重要です。そんな時、思い出してほしいのが、ファイナンシャルプランナーです。
<ファイナンシャ
お金を貯めたり、殖やしたりするのって難しいからムリ!思うようにいかないからあきらめた!と感じている人も多いと思います。誰かにちゃんとしたお金の貯め方、殖やし方を教えてほしいなぁと思っている人いますよね…。
そこで今回は、「お金のプロ」として今まで、銀行員、郵便局員として働いてきた私のスキル・行っているお金を貯めコツ、殖やしているコツを3つお伝えします。
<お金を確実に貯める・殖やす 3つの方法>
① 確かな貯金でじっくりと資産をつくること
貯金の方法は、「先取り貯金」と「財形貯蓄」を活用することがポイントです。
・先取貯金は毎月強制的に貯まるように【自動積立定期貯金】
・財形貯蓄は、「一般財形貯蓄」「財形住宅貯蓄」「財形年金貯蓄」があるので自分に必要な制度を利用することがポイントです。財形貯蓄は職場によっての制度となりますが…。
貯金している時の難問は、予定外の出費がある時。大きい金額が必要となると、せっかく貯めた貯金を崩すことになります。貯金を頑張ろうというモチベーションが下がってしまうので、事前に「特別予算貯金」として毎月少しづつ積み立ておくのもポイントです。貯まった貯金を見
私は元銀行員・郵便局員です。最近、テレビ・雑誌でもよく目にすることが多くなった「投資金融商品」は親・兄妹にはあまりすすめていません。常に言っているのが、「貯金」です。これがやっぱり1番です。
投資金融商品を否定しているわけではありません。実際、私は投資信託も株も保有しています。
まずは、投資金融商品ある程度のお金がたまってから。その上で、初めて検討することなのです。
お金=資産を増やすための一番の近道は、「コツコツにお金をためること」なのです。基本の基本です。
お金を貯めるとなると、「定期預金」や「積立定期預金」が王道です。
今は金利が低いので金利で増やすことはあまり期待しず、安全に確実に貯めることです。銀行がつぶれても、1,000万円までは元本が保護されますから。
<投資金融商品を身内にすすめない理由>
国は、国民に「自助努力」をするように促しています。自分らしく生きるには自分である程度生活できるように行動することがとても大事です。老後資金がない、どうしようと思った時、持ち家を持っていたらこんな方法でお金を確保できます。
<リバースモーゲージとは>
・高齢者が居住している住宅や土地などの不動産を担保として、銀行でお金を借りること。
・借入金は、一括または年金の形で定期的に銀行から振り込まれます。
・借入金は、契約者(所有者)の死亡時等に担保不動産を処分し、元利一括で返済します。
<リバースモーゲージの特徴>
・金融機関からの借入れ担保は不動産であるが、返済が契約者死亡後となる
・毎月の返済は金利のみ
・契約対象者は55歳~65歳以上の高齢者である
貸付利息=金利は毎月の支払うこととなります。元金は契約者の死亡時に担保である不動産を売却して、一括返済する仕組みです。住宅ローンとは大きく違います。
<リバースモーゲージのメリットとデメリット>